その日に獲れる魚もさまざまだから、お店に登場する魚も日替わりです。
雑魚御膳は三河湾近海でとれた日替わりの地魚を、焼きでも煮付けでもお好みで。
遠州灘でとれるものよりも魚のサイズは少し小ぶりですが、その分、身はしっかりと味があり、魚本来の旨味を楽しめます。
名物、メヒカリの唐揚げは一匹ずつていねいにウロコをとって食べやすくしています。
技術が光る料理人
厨房で包丁を握るのは、大将の平野雅也と、2代目・平野孝佳。
大将は東京の帝国ホテルに入っていた和食店や、大阪のうなぎ料理店などで修行。
2代目も、父の紹介で、同じ系列の和食料理店、新宿にある「車屋」で7年ほど修行。
だから日替わり一品料理から本格会席料理まで、やま六の料理には、板前として培った確かな技術が随所に光っているのです。